こんにちは、一瀬大智です。
大学に通う学生です。画家を目指していますが今からできることはありますか?
こんな声に個人で3年ほど活動している絵描きがお答えします。
現在大学に通っている学生が、画家を目指す時に今からできることを
王道と言われる活動と、それ以外に2つ、「学生時代やっておいたほうがよかったな」ということをお伝えします。
目次
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王道の流れとされる:コンペと団体公募展

まずはどこでも聞くような王道といわれるような二つをのせておきます。
コンペ
団体展
コンペや公募は出したい人は出せばいいと思います。
これだと投げやりと言われるかもしれませんね。
主に出す目的としては、賞をとって経歴に箔をつけるか、次の活動につなげるために出す。
かといって必ずしも、何かに繋がるわけじゃないのが2つの曲者です。
賞をとったからといって必ず次の声がかかるわけでもないので、
出品料や輸送費を考えると、他のことにお金を出した方が…と個人的には。
なのであえて出さないという戦略の人もいますね。
出して賞を取れる自身があったり、腕試しとして出すのであればアリだと思います。
一応コンペの情報や団体展がまとまっているサイトのURLをのせておきます。
登竜門にコンペ情報はあがっている。
>>登竜門-日本最大級のコンテスト情報サイト
絵画に限らず多くのコンペ情報が掲載されているページです。
一口にコンペといっても多くのものがあるので、出すにしても内容を確認して、個人にあったものに出した方がいいでしょう。
団体公募展はここから
>>ART公募
団体公募展は戦前から一昔前にかけては大きな影響力がありました。
現在も大きな組織であることに違いありませんが、個人的には若手にはメリットが薄く、戦略的にあえて入っていくということでない限りはあまり得策には見えません。
コンペと団体公募展どちらも活動として合う合わないがあるかと思います。
なので最初に出したい人は出したらいいと言ったんですね。
学生が今すぐできることは二つだと思う

王道のコンペや団体公募についてはわかったと。
それ以外で何かないのか?と聞かれそうなので2点あげておきます。
自分で作品を届けていく
絵以外のことについても学ぶ
の2つです。
やや抽象的な内容ですが、ついてきてください。
自分で作品を届けていくこと

無名の画家志望にできること自分の絵や考えを他人に届けていくことです。
届けていく方法はリアルでもネットでも構いません。
現在はSNSやブログ、動画配信、ウェブを通じて色々な形で個人で発信ができるようになりましたので、使わない手はありません。
コンペや団体展といった権威に引っ張ってもらうことも時には必要かもしれませんが、あなた自身の手で作品を届けていくことが今後一層重要になってきます。
じっさいSNSを通じて作品を販売している人や、ブログを通じて仕事を得ている人もいます。
僕も活動の大半はSNS(Twitterでした)を通じてはじまりました。
SNSというと、フォロワーやいいねの数という話になりがちですが、
多くの人に届けることと、
深く興味をもってくれる内容を届ける、
の2つを考えていくと必ずしもフォロワーが多いことがいいともいえません。
フォロワーが少なくても、少数に深く突き刺さって熱狂的に応援してくれる場合もあります。
数だけが正義ではないのでそこは覚えておいてください。
ちなみに画家志望が何かするとなると、個展やグループ展をするという話になりがちですが、
届ける方法の、1つとしての個展やグループ展であって、
届けられるならイベントでもフリマにでるでも、SNSを通じて発信するでもなんでもいいわけです。
個展やグループ展も1つの活動としては大事ですが、あくまで方法の1つだと考えてください。
拠点になる発信場所をつくる

1つ、拠点になる発信場所をつくっておくと、
そこを起点に他の発信にも繋げたり、組み合わせることができます。
いちどに全部のツールでやろうとするとなかなかしんどいので、まずは1つ拠点を作ることをオススメします。
続けやすいものがそれぞれ違うので合ったものを選ぶのがいいですが、
個人的にはブログやnoteを拠点にしてTwitterなどをあわせて使うのがオススメです。
読書やウェブから情報を得る

読書やウェブ、ニュースからでもいいので情報を集めておくのが色々なところで活きてきます。
かじっておく程度でいいので、心理学や、脳科学、動いていくときに関連する分野の情報を広くかじっておく。
画家の実際はフリーランス

大学を卒業して、1人で活動していくと絵描きは後ろ盾のないフリーランスとして活動することになります。
なので経済学や、マーケティングなども含めて調べておくと、すぐに役立つ!ということはありませんが、後々力になります。
実際読んだ直後は、言葉は理解できても頭には届いてはいませんでした。行動を積み重ねることで、あぁこういうことか。
と理解の点と点がつながっていきます。
読書やウェブからの情報をあたまに蓄積しておきましょう。
着実に情報を入れて、発信を積んでいく
行動と学びのバランスをとる

届ける行動と、学びは、片方だけに偏っていると
行動はしているのに他者に届いていなかったり、頭でっかちになったりします。
行動と学びのバランスをとりながら
着実に頭の情報を増やしながら、失敗も成功も含めて発信を積んでいく。
これが現在大学に通っている学生ができること大きな2つだと思います。
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