今回は絵に関する素朴な疑問を解消していきます。
「絵」と「画」
どちらも「え」と読むことができるこの漢字、
「絵と画は
何かが違うんか?なんなんや?」
と個人的に気になり調べてみました。
結果としてはあまり「ふ〜ん!」ともなりませんし、
「そんな感じね。」となる具合なので
時間を持て余していたり、どうしても気になるという人はのぞいていってください。
それではみていきましょう
目次
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「え」と読んだ時の意味

「絵・画(え)」
同じ読み方で、意味合いもおそらく大きくは変わらない2つの文字。
とりあえず大辞林を検索しました。
① 物の形・姿を描いたもの。絵画。 「 -をかく」
大辞林 第3版
② 映画・テレビの画像。
「絵」も「画」どちらも、ものが静止しているイメージにはかわりありませんね。
「絵」はなにかしらの形がある対象を描いたもの
「画」は面に映った像の光に対してを指すようです。
違いはあるの?

調べたところ明確な違いはなく、
ほぼ同意義な言葉として使われているようですね。
「えになる風景」「あの2人はえになるね」
といった時にタイミングによって
・絵に描いたようという意味なら「絵」
・カメラや映像で撮るときには「画」
細かいニュアンスかもしれませんが使いどころがあるようです。
業界慣習としての作法もあるようで、映画業界では映像なのでもっぱら画がつかわれるよう。
ということがわかりました。
よくよく見返せば
絵を描く人も「絵を描く」とは言っても、「画を描く」とは言わないけど
「画面をつくる」などはいうし
画家や画商とはいっても、絵家や絵商とは言わない。
なんなのか
「絵」は、描かれる行為やそのものや形を言うのに対して
「画」はもうちょっとメタというか、視点が上の「留められたもの」を言っているんだろうなと思い至りました。
・
・・
・・・
こんかいはそんなところです。
さいごに

画はテレビやパソコン、キャンバスといった
枠のなかにあるイメージが強いですね。
「絵」と「画」漢字の意味としてはほぼ同意義
一般にはどちらの言葉も使われていました。
絵具で描いたものは「絵」
映像やテレビは「画」
という捉え方でいいのではないでしょうか?
ちなみにタペストリーやカーペットの図は画面とは言わず「絵」というようですよ。