こんにちは、絵描きの一瀬大智(@daichiichinose1)です
絵を描く時の下地材として販売されているジェッソ
ひとくちにジェッソといっても色々な種類のものがあります。
こんかいはホルベインのジェッソを例にあげながらどんな種類があるのかみていきましょう。

いろんな種類があるんです
目次
ジェッソ S~LL
いちばんオードソックスなジェッソです。
仕上がりの滑らかさによってSからLLまであります。
中の粒子のサイズによって細かいものからS→M→L→LLの順に表面がざらざらに
S~LLまで用意されている
荒さの順にLL > L > M > S
ジェッソS,M
表面をツルツル平滑に近づけたいならSかMを
ジェッソ L,LL
表面の仕上がりを荒らしたいならLLに近いものを選ぶといいでしょう。
LLだと砂をまいたようなザラザラの質感になりますよ。
クリアジェッソM,L
半透明タイプのジェッソ。
下絵やデッサン、基底材の質感を消してしまうことなく地塗りを行うことができる。
半透明
下の層を残して下地を塗れる
カラージェッソ
色がついたジェッソ。荒さはジェッソのMとおなじ。
普通のジェッソに色を混ぜることでも代用できるけど、使う量が多いと混ぜるのがめんどうくさい。
そんなときはカラージェッソ
色付きのジェッソ
ホルベインからは21色が市販
胡粉ジェッソ
リキテックスから販売されている、貝の粉(胡粉)が入ったジェッソ。
独特のざらざらとした質感が得られる。
上から薄く色をのせるとにじみや色がキレイにでる。
普通のジェッソではだせない質感。
胡粉ならではのザラザラ質感
水彩などで描くとキレイ
さいごに
ツルツル、ザラザラ、ゴツゴツ、色つきの下地
目的にあわせてジェッソを使うことで表現の幅も広がります。
小さいジェッソを買って色々と試してみると新しい発見もあるかも。
じぶんにあった下地をみつけてくださいね。