3年に一度、瀬戸内海の島々で開かれる国際芸術祭に
気を可視化するインスタレーションを行う、気流部のサポートとして参加しました。
目次
空を曳く Hauling the sky in 豊島 甲生
現地調査から始まった、豊島の魅力発掘の中で、島の人達との出会いが重なり合い、単なる大凧イベントではな
気流部ホームページより
い、土地を新たに識り、豊島の美しい南側の風景を一時的にも彩るアートプロジェクトになりました。
大量の産業廃棄物から瀬戸内の自然を自分たちの手で取り戻した豊島の人達。
今回の「空を曳く」のタイトルは、風景の自らの獲得というテーマの元で、瀬戸内の空に碇を下ろしたいと思い
ます。
盛夏の中での「空を曳く」体験に、是非豊島まで渡ってきて下さい!!
人が住んでいない空き家での制作からはじまり
地域の方々と協力して12畳もある大きなイカリ型のタコを空に引き揚げました。
凧あげの様子
豊島の甲生地区に大凧が舞い上がりました!
— 瀬戸内国際芸術祭/ARTSETOUCHI (@setouchi_art_jp) August 11, 2019
E07「空を曳く」(気流部)の様子をお届けします。
明日(8/12)13:00からは凧に絵付けができるワークショップ、15:00からは大凧揚げの予定です。https://t.co/6rCk5vpg76#瀬戸内国際芸術祭2019 #SetouchiTriennale2019 pic.twitter.com/f8skSCy4Nh
タコにはうなり(音がなる仕組み)がついていて左右に振れることで
ヴーンヴーンと鳴くようになっている。
5日間の瀬戸内滞在おわり
— 一瀬大智 8.5-8.10銀座グループ展 (@daichiichinose1) August 13, 2019
11日12日と続いた「空を曳く」
大きいイカリ型凧をあげるお手伝い。
普段は人がいない豊島の甲生という集落に凧を見ようと多くの人が集まっていました。
瀬戸内の自然はずっと見飽きないキレイさでした。 pic.twitter.com/Ph7bV4zIgP
一瀬は5日間滞在し、尾の絵付けやワークショップ、当日のフライトのサポートを行いました。
11日、12日と行われた大凧あげには日毎に50人近くのギャラリーが
甲生の地区に住んでいる人は60人程度、普段は道に人がいないような場所で
どこからともなく凧を見に人が集まってきました。大きな凧はお神輿のよう。
気流部代表のイベントレポート
空を曳くレポート/その1〜厳しい暑さの中にも関わらず、たくさんの人に見守られ開催された大凧曳き。甲生地区の方々にもしっかり見守られ、又引っぱられ、滞空時間は少し短めでしたが、無事に甲生海岸の大空に舞い上がりました。数回に及ぶチャレンジで、歓声と溜息が混じり大いに盛り上がりました。 pic.twitter.com/iVBCu6tko6
— 森野 晋次(気流部) (@kiryu_bu) August 14, 2019
空を曳くレポート/その2〜イベント2日目。風にも恵まれ、絶好の大凧日和。曳き綱を長めに取り、空高く舞い上がるイメージを持ち、一気に引き上げました!綺麗な上昇により、上空の風を受ける気配があったのですが、、、曳きの角度と風向きが少し噛み合わず、美しい放物線を描きながら海へ!!入水。 pic.twitter.com/XjjyBTWZBz
— 森野 晋次(気流部) (@kiryu_bu) August 14, 2019
空を曳くレポート/その3〜沈みゆく碇、海中に漂う。ちょうど落水位置にヨット停泊中でしたが、破損も無く、危害も無く、美しい瀬戸内の海が碇の大凧を迎え入れ、飲み込もうとしていました。。 pic.twitter.com/Y0P7bddsgd
— 森野 晋次(気流部) (@kiryu_bu) August 14, 2019
2日目のフライトでは凧が揚がるとキレイな放物線を描いて海に入水。
地元のおばあちゃんが「イカリの形をした凧じゃ。海に帰りたかったんじゃ。」
見計らったように停泊していたヨットの後部に…
空を曳く/レポートその4〜みんなで曳き揚げ!観客や参加者に見守られ、皆さんの協力のもと、海底に沈みゆく前に曳き揚げられた碇の大凧。再び甲生海岸の大空へ舞い上がる事が出来るのか。瀬戸内国際芸術祭2019の秋会期へ「空を曳く」豊島・甲生での物語は続いていきます!是非御期待下さい! pic.twitter.com/F3BtISEZJF
— 森野 晋次(気流部) (@kiryu_bu) August 14, 2019