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パステルってなんだ?画材を解説

こんにちは、絵描きの一瀬大智(@daichiichinose1)です

パステルカラーはパステルから

パステルカラーという言葉聞いたことありませんか?

中間色や白味が混ざったような色合いをパステルカラーと言います。

このパステルカラーという言葉、画材のパステルにある色味がもととなってつけられた言葉です。

そんな淡い色調が魅力の画材がパステルです。

パステルはなにでできている?

パステルは

色の粉(顔料) + のり(粘着剤)

の二つで主にできています。

乾燥させた色の粉(顔料)を細かい粉末状にし、のり(粘着剤)混ぜて練り固めた画材で

円形の棒状のものが多く発売されています。

パステルの種類

のり(粘着剤)の分量によって名称に違いがあります
主に4つの種類が市販されています。

ソフトパステル

ソフトパステルは他のパステルに比べてやわらかいものです。
のり成分がすくなくてが少なくてほろほろと崩れるように柔らかいです。

ハードパステル

ハードパステルはソフトパステルに比べると硬くて棒状のものが多いパステルです。
のりが多くかたいのが特徴です。


基本のパステルはソフトパステル、ハードパステルの主に二つがあります。
そのほかに

オイルパステル

色の粉にワックスなどの油性のりを加えて作ったもの。さくらクレパスで有名なクレパスもこの一種です。

パステル鉛筆

固めのパステルを鉛筆の芯として使ったもの。

パステル4種類

ソフトパステル
ハードパステル
オイルパステル
パステル鉛筆

パステル画と画家

パステルを使って描いた絵をパステル画といいます。

安いものでは一本100円程度と色をつける画材としては比較的安価で気軽に使える画材だと言えます。


バレエの踊り娘を描いたエドガー・ドガ、幻想的な世界を描いた世紀末の画家、オルディン・ルドンの2人がパステルを使った著名な作品を多く残しています。

さいごに

パステルとは色の粉(顔料) + のり(粘着剤)を固めて棒状にした画材です。

パステルが多く普及したのは18世紀以降といわれ、比較的歴史が短くまだまだ技法が確立していない分野だと言われているのも魅力ですね。

絵具とは違った魅力があるパステル。
みなさんも一度手にとってみてはいかが。