こんにちは、散歩する絵描きの一瀬大智です。
「これから絵描きとして活動していきたいんです。
何かいい方法はありませんか?路上で絵を売るのに興味がありますがどうなんでしょうか?」
絵描きとして活動しながら、路上でも座っていたことがある僕がお伝えします。
ネットの発展で多くのことができるようになりました。
リアルで路上に座るのもいいですが、ネットも使いつつリアルの動きを考えてみては。
駆け出し絵描きで、路上に座ってみようと考えている人は、
最後まで見ていってください。
目次
実際に路上に座ってみてのこと

僕は実際に、活動をはじめた当初のある年の夏、
路上に座って絵を置いたり会話をしながら、似顔絵を描いたりしていた時期がありました。
この経験をふまえて路上に座ってみたメリット・デメリットをまずはお伝えします。
場所代がいらない

活動し始めてすぐ、右も左もわからずに路上の隅に陣取って絵を置いていました。
ただ道に座るだけなので、場所代がかかりませんでした。
大半の場所では何をするにしても、使用料や場所代がかかるので、
場所代がいらないのは、何も持ち物がない僕としてはとてもいい点でした。
通行量によって変わる

良くも悪くも、通行量によってお客さんの数が変わります。
大概は告知などなく座るだけなので通行量が悪ければそのぶん人はいないし、
多ければ見てもらえる可能性が増えますね。
時間をとられる

僕は日中6時間程度座っていたのですが、普通にバイトするより稼げていませんでした。
稼げていなかった理由は、うまくアピールできなかった、場所が悪かったなど今思えばいろいろ思い当たります。
それも含めて6時間座り続けるのは時間をとられるなと個人的には感じていました。
自分が座っている間しかできない

当たり前ですが、自分が座っている間しかできません。
座り続けないと対応していけないので、これもデメリットといえばデメリットとなります。
路上に座るまでは勇気がいりましたが、座ってしまえば座っていて、広げているだけでも気にして見に来る人はいるので、
やってみる場合は迷惑にならない程度に、注意されたらいさぎよく退く、自己責任で。
ネットを有効活用する

で、今回伝えたいのは、ネット上を路上ととらえてみることをお勧めしたいということです。
路上で絵を売るように、ネットを路上ととらえてお店を開く。
路上でする場合は、人通り、隅の場所、そこに自分が座って物を広げたら成立するわけですね。
ネット上ではSNS上などに人がいつでもアクセスしていて、
Webサービスのおかげで、ネットの片隅に場所を確保できます。
そこに自分の物を置けば、路上に座るのと同じような環境は得られるということ。
ネットを路上ととらえてお店をひらく

なので路上に座りたい人にオススメするのは
リアルで路上に向かうのもありですし、
あわせてネットを路上ととらえて、お店をひらいてみては?
ネット上にお店を開くメリットをあげてみます。
24時間代わりに開いてくれる

路上であれば自分が座っている間しか対応できませんが、
ネット上であれば24時間365日自分の代わりにお店を開いて、
物を置いておくことができます。
これは路上にはない大きなメリットです。
多くの人がアクセスしている

先ほどものべたようにネット上には常時全世界で多くの人がアクセスしています。
ネットのなかでも人がいる場所いない場所はあるので、
自分のお店にどうやって道をひくか?という問題はありますが、
ネット上は常に人通りがある環境なわけです。
ネットショップはおもったよりすぐにできる

多くのwebサービスのおかげでネットショップやグッズの販売などは驚くほど簡単にできるようになっています。
有名どころなのがネットショップの

や
グッズを簡単に作って販売できる
SUZURI
などです。
メルカリを使ったりする人もいますね。
パッと開いただけでは、うまくいかない。

とはいえ、残念ながらパッとお店を開いただけで、
多くの人が見に来てくれて、バンバンと売れていくとは大半の場合はいきません。
継続的に2つのことを意識していくことになります。
通行量を増やす意識をする
お店を開いてみても、通行量がそもそも少ない、人が来ないということがあります。
ネット上に開いたお店に人が来るように道をひいて、通行量を増やす意識をしていくこと。
通れる道筋をひいておきましょう。

会話の代わりになる「引き」を用意する
路上に座るのであれば、自分の前で悩んでいる人や興味を持ってくれている人に、
直接「こんなことやってます」や「どんなのがいいですか?」など話すことができますよね。
ネットショップでは物をポンと置いただけでは、なかなか伝わりません。
会話の代わりになるような興味を持ってもらえる言葉を添えるなど、工夫が必要になります。
リアルとの掛け合わせで使う

ネット上にお店を開いたあとは、リアルとの掛け合わせで広げていくのがいいでしょう。
リアルの活動とかけあわせることで、
個展後に連絡が来る場合もある。
継続的に見てくれる人に会えるチャンス。
などに繋がったりします。
単独で使うのもありですが、掛け合わせで使っていくのがいいですね。
さいごに

繰り返しですが、リアルの路上と違って、リスクや時間の制約なく行動ができるのが、
ネット上を路上ととらえて、お店をひらくことだとお伝えしました。
路上で絵を販売しようと考えていた方はひとつ参考にしてみてください。
このブログでは、ほかにも駆け出し絵描きが参考になる記事を掲載しているので、
そちらも絵描きを目指す方は読んでいってくださいね。