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不登校の僕がはじめて得た絵の成功体験

こんにちは、絵描きの一瀬大智です。


今も絵を続けるに至るひとつのおはなし。

不登校児が高校へ進学するも…

僕はささいなきっかけから中学校に行けず

いわゆる不登校として中学校の期間を過ごしました。

中学も卒業に迫ったある日、教師から進路はどうする?

と面談がありました。

単位が足りないため普通科の高校には進学できないので、

パソコン か 芸術系

どちらかの進路がいいと勧めてくれました。

不登校の期間、私はオンラインゲームにハマった生活をしており

パソコンはもうしばらく触りたくない…と、

芸術系の高校へ進むことを決めました。

高校に入学するもほんの少し前まで

1ヶ月に一回出かければ、まだ外出しているような生活

電車にのれば吐き気や頭痛で立っていられない。

そんな僕は急な学校生活についていけるわけもなく、
周囲にうまく馴染めず1人で過ごす日々が続きました。


絵は好きでしたがとても下手でした。

周囲にはうまい人が多くいるなかでどうしても比較してしまい
自分には絵が向いていないんじゃないかと思い悩む日々が続きます。

先輩との出会いが転機に

高校はコースごとに教室が分かれていて

僕は絵のコースに所属していました。

通っていた学校は学年問わずコースが同じ人は
1年生から3年生までが全員1つの教室を使用していました。。

通ううちに放課後の美術室には

まいにち絵を描いている主のような先輩がいることに気づきました。

僕も放課後残っているうちに、

いつしか先輩とよく話すように

向上心旺盛で絵もうまく論理的思考の持ち主の

先輩にあこがれて絵にのめりこむようになりました。

はじめて絵が認められる体験

先輩と話すことで、人と話すことにも慣れ始め

周囲にも友人ができるようになりました。

1年生の夏も近づくある日のこと、

秋に開催される県のコンクールに向けて制作することが知らされます。

僕はコンクールに向けて取り組みました。

はじめてのコンクールにドキドキ

結果の通知ハガキをみるのにとても勇気がいります。

落ちたらどうしよう?やっぱり絵はダメなんじゃないか

そっと通知のシールをはがすと

奨励賞

の文字

正直はじめはなんと読むかさえもわかりませんでしたが、

なにか賞をもらったのだ!

とすぐにわかりました。

自分の絵がはじめて
おおきく認められたような瞬間でした。