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「絵」を売るだけを考えると貧乏に?

画家志望であれば作品を売っていきたいというのは、大概の人が考えることですよね。
とはいえ売るだけを考えていると画家志望の大半は貧乏になりがちです。
どんなポイントでそうなるのか、いくつかあげてみますね。
時間がかかる

まず作品が売れるようになるには知名度か見てくれる人を増やすのがいるわけですが、そこにたどり着くまでには、大抵長い時間がかかります。
なぜかというと、活動の仕方が年に1回の個展だと作品を見てくれる人の数はたかがしれています。
そして多くの作家志望は周囲の知人や所属するコミュニティにしか作品が見られず、広がりもなかったり。
かといってコンクールにだそう!となっても、競争の中で作品を出していくことになります。
こちらもハマればいいですが、路線が違えば10年出してずっと圏外という人もいるでしょう。
反応が運になってしまっては知名度も上がりにくく時間がかかりがちですね。
社会の影響を受けやすい

「絵」を売るだけを考えていると貧乏になりやすい2つめの理由は社会の影響を受けやすいですね。
絵は日用品ではなく高級品に分類されるようなものなので、社会情勢が悪くなれば作品は売れにくくなります。
石油が足りなくても、ウイルスがきても、災害があっても景気が悪い方向になれば売れにくくなるという傾向があると言われていますね。
このためにファンを抱えていればいいですが、出発したて地盤が固まっていない、画家志望は特にあおりを受けやすいと言えますね。
作品を「売る」しかない

「絵」を売るを思い詰めすぎると、頭が固くなりがちで視野が狭くなっていることが多々です。
そうなると、作品を売る以外の方法や、柔軟な頭の使い方、チャンスが見えなくなりやすいですよね。
金銭的軸足を別にもっている人が大半

ということで金銭的貧乏を回避するために多くの画家志望や、現役で活動している作家も金銭的軸足を別にもっておきつつの人が多いですね。
どんな軸足かとというと講師業やデザイナー職などの職についている人が特に多い印象ですね。
画家だけで貧乏だというなら職業を別にもっているのも悪くない選択です。
かといって社会適合しんどい

画家志望、現役作家も軸足をもっている人が大半だといっても、
就職するのがしんどい。作品を作る一本でなるべくいきたい。社会に合わないという人も実は少数いると思います。
バイトもしんどいし、最低限働いたら実は引きこもって作品つくったりしていたいタイプの人ですね。
残念ながらこのタイプは親のスネをかじり倒すか、「株で生きてます。」と言えない場合大概は貧乏まっしぐらです。
「貧乏」で「社会不適合」も案外生きれる

僕自身、社会に適合できないなあと感じてまっしぐらを走っていたので、大学出て一年目はバイトもせず、財布に8円しかないとかはザラにありました。
「お金が入ってないなあ」とぼんやり思ったりはしましたが、残ったお金も神様の賽銭に投げていました。
あんまり危機感がなくても案外生きれるものです。
普通に生きるにもコストが高い

社会適合もしんどい人がどうやったら生き残れるのか、考えたときに
お金の入り口は、ひとまずまあ働くすればいいと。
お金が出ていくのが、ただ生きているだけでも、
食費や生活費、スマホ代や通信費、家賃や光熱費、その他もろもろ色々かかるなと。
生き残っていくならここを足したり引いたりを考えないとなと感じました。
「平均」や「一般」に惑わされると支出は重くなる

一人暮らしをはじめたときに、一般的な一人暮らしの支出はいくらで…必要な家電はこれで…とか平均や一般を気にすることが多かったです。
この時はベッドや電子レンジや…と一般的といわれる家電や生活を思い描いてたんですが案外、
自分に必要なものではないな?とか
これのほうがいいんじゃない?ということが増えてきました。
結果、冷蔵庫はないしテレビはないし電子レンジはないし、などなど必要ないものは減らしています。
何が言いたいかというと、周囲や一般的に言われていることに惑わされずに、自分に実際に必要かどうか考えたら、案外肩の荷になっているものがあるよということです。
生活が軽くなれば楽に生きやすい

生活が軽くなればそのぶん出口が狭まっていくので、入り口が少量でも案外まかなえたりします。
一人暮らしの生活費や家賃だけでいえば、極端に削れるところまで削れば10万円もいかないところで1ヶ月過ごせたりします。
新卒社会人で20万が普通で15万では低い!というニュースなどを見ていると10万円では不安になりますが、
10万円前後で過ごせると、金銭をつかうことが幸せという価値観でなければ、貧乏と特別感じることもありません。
むしろ適合できないなと感じているなら、
15万円の仕事をイヤイヤしながら貧乏!というよりも
せずに10万円をバイトなりしながら生活するほうが、選択としては幸せかもしれません。
画家志望は貧乏かもしれない、「絵」を売るだけは考えものですが、死にはしません。

話を最初にもどしますと、「絵」を売るだけを考えるのは、画家志望にとっては結構しんどい道のりであることが多く、結果貧乏になりがちで道半ばで諦める人が大半です。
ですが、生活の余分な部分を削ったりできることはあると思いますし、貧乏と周囲に言われても本人が無茶していなければ死ぬことはありません。