油絵の仕上げ!スプレーニスの使い方と注意すべきポイント

こんにちは、絵描きの一瀬大智(@daichiichinose1)です

できあがった油絵をそのまま放っておくと、ほこりやタバコの煙などの様々な汚れが絵についてしまいます。

そんな汚れから絵を保護するのが画面保護に使うワニス。

一瀬
一瀬

タブローや仕上げワニスという名前で売られています。



今回はそんなタブローの中でも手軽に使えるスプレータイプの使い方を注意すべきポイントをみていきましょう。

基本的な使い方

スプレータブローは画面に吹き付けることで、画面をほこりなどから保護し長持ちさせてくれます。

使い方は簡単で画面から30センチほど離れて、画面全体に均等に当たるように吹き付けていきます。

使うときの注意点をみていきましょう。

吹き付けるときは作品が完全に乾燥してから(目安は半年から1年)使用します。

油絵の具は表面が乾いていても内部が乾いていないことが多く、半乾きの状態で吹き付けると割れや剥がれの原因になります。

スプレーするときの距離


画面から30~40センチ離れて吹き付ける。


近すぎると画面の絵具が崩れて絵が大変なことに

逆に遠すぎると画面に届かずに無駄になってしまいます。

正しい距離を保ちながら吹き付けてくださいね。


スプレーの動かし方


画面に対して平行に手を動かしてスプレーしていく。


画面に対してカーブを描くように動かしていくと、画面に近いところだけに多くかかってしまってムラができてしまいます。

画面に対して平行に動かしていくことで均等にスプレーすることができます。


スプレーにも休み時間を


缶が冷たくなったら少し休める

連続してスプレーを使っていると、ガスの冷却作用で缶が冷たくなってきます。

こうなると吹き付ける力が弱くなり、液のままでてきたりと困ったことに。

冷たくなる前に缶を休ませながら使ってくださいね。


換気と火に気をつかおう

スプレーするとき窓をあけて火はけすこと。

スプレーには引火性のガスが使われていることが多いので、

ガスコンロなどの炎のでているところでは使用を避けて、

部屋の窓を開けて十分に換気してくださいね。


スプレータブロー注意点まとめ

30~40㎝離して均等に
画面に対して平行に
スプレーも休み休み
換気と火に気をつける

タブローにも種類がある

タブロー

通常のタブロー、ふきつけると表面に光沢感がでます。

マットタブロー

名前のとおりふきつけると、マットな風合いになります。
タブローのツヤツヤが苦手という場合はこちらを

ラピッドタブロー

つい最近描き終わったばかり!でももう搬入が近い!
という時につかうタブロー

通常のタブローはよく乾かして使うことが推奨されていますが、
ラピッドタブローは指触乾燥(指で絵を触っても大丈夫なくらい表面が乾いた状態)していれば使うことができます。

スプレータイプ以外もあります

液状で販売されているタブロー
液状のものはエアスプレーにいれて使うか、ハケなどを用いて画面に塗布します。

さいごに


作品のつやを調整し、画面を守ってくれるワニス。

そのなかでもスプレータイプのものの使い方と注意点をみていきました。

使い方はとても簡単で画面全体に吹き付けるだけ。

注意することが

・距離は30~40センチ
・画面と平行に動かしてスプレーしていく
・缶が冷たくなったら休ませる
・火は避けて、十分な換気

吹き付けるときは作品が完全に乾燥してから(目安は半年から1年)使用します。

油絵の具は表面が乾いていても内部が乾いていないことが多く、半乾きの状態で吹き付けると割れや剥がれの原因になります。


便利なスプレータイプのワニス。
正しく使うことでとても気軽に仕上げをすることができますよ。