こんにちは、散歩する絵描きの一瀬大智です。
「画家を目指しているのですが、いまいち画家ってわかりません。
定義って何かあるんでしょうか?」
画家といっても、立場や意味合いごとにとても曖昧です。
こんかいは大きく収入と精神面でお伝えします。
実際活動していくなかで、絵を描いている人や関わる人のなかでも、
立場によって画家の捉え方が違うのだな
と感じているので、こんかい共有しておきますね。
これから画家を目指す人や定義が気になっている人は最後までお付き合いください。
目次
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人によって画家の定義が違う
まずお伝えしておきたいのは、
画家の定義は、描く人やその周辺でも
人によって画家の捉え方が違うということですね。
スタイルも活動の仕方も多様化したなかで
一辺倒にこれが画家!とは言いづらい環境になっています。
大きく二つに区切ってみる
いろんな画家の捉え方があるなかで
こんかいはよく議題にあがる2つ
収入
と
生き方
上の2つの面から画家の定義をみてみましょう。
収入で画家
まずは収入の立場からみていきましょう。
収入からいえる画家の定義は3つあるといえます。
・画家業で生活を成り立たせている
・年間の売り上げが38万円をラインを超えている
・収入が少なくても生きている
1.画家業で生活を成り立たせている
いわゆる画家のイメージですね。
作品販売などの画家業のみで生活を成り立たせている人
言い換えれば「画家で食っている」というやつですね。
狭い意味で、職業の画家といえばここが当たりますね。
2.年間の売り上げが38万円をラインを超えている
どこから画家と言えるの?という話題でたまにあがる
「年間30万円を超えたら画家」
はどうしてなんだろうと学生のころぼんやり聞いていました。
卒業後にわかったのはざっくり確定申告が必要になってくるラインを指して、いっていたのだなと分かりました。
3.収入が少なくても生きている
画家としての収入が少なくても
バイトなどをせずに生きているならばそれも
「画家で食っている」
に相当するので画家と言えそうですね。
しかし、この状態は周囲にあまり認められないのが実際ですかね。
生き方、精神面で画家
収入の面ともう1つ話題にあがるのが
生き方や精神面からみた画家ですね。
生き方として絵を描くことを選んでいる人を、画家ということがあります。
このタイプは、社会から距離を起き隠遁して絵を黙々と描いていたり、
社会的には認知されていなくても絵を描く人だったりしますね。
収入だけの面でいえば、団体公募などに年に数回出すことが目標の作家は、生き方としての画家をしていることになりますね。
金銭と作品がつながらないなら、誰に迫られることもなく締め切りもないので
1人で絵を描いて幸せならそれも1つの生き方ですね。
立場によって言い分は違う
人によっては、自由に描きなさい、
絵は感じなさいという考えが根強いのに加え、
金銭は悪だという考えも強いので
収入と絵を結びつける人に対して
そんなのは芸術ではない。作品が汚いなどという人もいますね。
逆に収入を指標にしている立場の人は
土日や休暇に描く人は、趣味や日曜画家と言われますね。
画家を名乗っていても立場によって味方が違うものなんです。
あなたはどの方向を目指しているか
収入からみるか、生き方から画家をみるか
どちらか一方だけでなく重なる部分もあるかと思います。
どちらが良い悪いではなく
どちらが自分にとって幸せなのか、適正があるのかにもよるでしょう。
画家をめざしているならどの方向をめざしているのか、
わかっていると動きやすいですね。
絵だけで!と詰めすぎていると2020年現在のようにウイルスの蔓延や
急な変化になったときに継続が難しくなる場合も考えると
これが1つの正解!とはなおさら言いづらくなっていると感じますね。
複数のことを掛け持っていた方が、活動は続けやすいのでそこんとこバランス感覚がいりますね。
あなたはどっちでしたか?