絵具の「パーマネント〇〇」ってどういう意味?意味と成り立ち

一瀬
一瀬

こんにちは、絵描きの一瀬です。

数多くある絵具の色の種類。
各色にいろいろな名前がつけられていますね。

絵の具についているパーマネントってどういう意味なの?
意味が気になって気になって…!

というあなたにオススメの記事です。

今回はパーマネントイエローやパーマネントグリーンといった
色についている「パーマネント」について解説しますね。

パーマネントの意味

さっそくパーマネントの意味からみていきましょう。

パーマネント(Permanent)とは英語で

永続的不変恒久的

長続きや、変わらないという意味です。

ではどうしてパーマネントとついたのか?

パーマネントという絵具ができた理由

もともとは違う絵具が使われていた

パーマネントと名のついた絵具が使われる前は
セットなどで使われる安価な絵具として

「クロム〇〇」とついたものを使っていました。

この絵具にはデメリットがいくつかありました。

時間が経つと暗く変色してしまう。
・非常に毒性の高い原料「六価クロム+鉛」を使っていた。

「クロム」の代わりに採用された

色味は悪くないのに欠点が目立っていた「クロム」とついた絵具。

暗く変色してしまうことなどから
使いづらいとの声があがるようになっていました。

悪い印象をなくすため、他の顔料を混ぜて
似たような色を作り、代わりに発売することになりました。

デメリットが解消!

現在の名前のつけかたなら「〇〇ヒュー」(似せて作った色)

と命名されるところです。



クロムの欠点だった

時間が経つと暗く変色する。

が解消されたため、暗くならないという意味で

「パーマネント(恒久的な)」

が採用されました。
現在もこの名前がつかわれているのです。

パーマネント〇〇を使うときの注意点

パーマネント絵具、メリットばかりではありません。
注意しておきたい点もあります。

パーマネントとついた絵具は
数色の色を混ぜて作っているものが多いです。

絵具は多くの色を混ぜれば混ぜるほど色が濁っていくもの。

混色していくと濁って暗くなりやすいので注意が必要ですよ。

パーマネント〇〇とついている色

※ホルベインの油絵を参考にしています。

オレンジ系

パーマネント オレンジ

イエロー系

パーマネント イエロー レモン
パーマネント イエロー ライト
パーマネント イエロー
パーマネント イエロー ディープ

グリーン系

パーマネント グリーン ライト
パーマネント グリーン ペール
パーマネント グリーン
パーマネント グリーン ディープ

ホワイト系
パーマネント ホワイト SF
パーマネント ホワイト EX

さいごに

絵具に使われているパーマネントの意味は

色が変わらない(恒久的、不変、永続)


「クロム〇〇」とついた絵具の欠点だった

暗く変色し、強い毒性がある

クロム系絵具の代わりとして採用された。

ということが分かりましたね。

一瀬
一瀬

ほかにもヒューやチントについて書きました!
下の記事をのぞいてみてくださいね。