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事情があって黒が使えないときどうやって黒っぽい色をつくればいい?という疑問にお答えします。
こんなお悩みをもつあなたにオススメの記事です。
黒の絵の具がなくてお悩みの際は参考にしてみてください。
▼緑色のつくりかたにお困りの方はこちら▼
一番かんたん、青と茶色を混ぜる
黒を混色でつくる方法で一番カンタンなのは、青と茶色を混ぜる方法です。
青色はコバルトブルーやセットに入っている色
またはインディゴブルーなど
深い青みのものを使うといいかんじに。
茶色はローアンバーなどの
赤みが少ないものを使うと黒さを感じやすいです。
油絵具は気をつけて
▼油絵の具の黒を買う際はこちらを参考にしてください▼
>>あわせて読みたい:油絵具の黒は複数ある?種類それぞれの特徴
微調節がきく、三原色を混ぜる
黒をつくる2つ目の方法は絵の具の三原色として知られている青、黄色、赤を混ぜることで黒っぽい絵の具をつくることができます。
絵の具セットを使っている場合は、もともと入っている
青、黄色、赤を使えば問題ありません。
微調整で色味をつくる
真っ黒な絵の具とはいきませんが、3つの色を調節して使ったり他の色を足したりすることで、微妙な色の変化を表現することができます。
影の表現で使いたい場合は青を多めに
風景や自然物に使いたい場合は黄を多めにしてみる
使う場面に応じて変化をつけることで、一辺倒な色味ではなく自然になじむ黒の表現ができます。
▼アクリル絵の具と水彩絵の具の違いが知りたいあなたへ▼
絵の具は混ぜるほど暗くなる!
絵の具は多くの色を混ぜていくほど色味があせていきます。
この働きを減法混色といいます。
減法混色というはたらき
絵の具は混ぜるとき減法混色の作用が働き
多くの色を混ぜれば混ぜるほど、黒(に近いグレー)に近づいていきます。
減法混色を利用して黒に近い色味を作るには色を混ぜればできます。
真っ黒な色というのは混色で作るのは難しいのですが色味のあせたグレーをつくることが可能です。
※どの色とどの色を混ぜるとどういった色になるかは、混ぜてみるのが手っ取り早いです。
大容量絵の具があると、絵の具をケチって混色に躊躇することもなくオススメです
>>チェック:【安い・大容量】学生や駆け出しアーティストに優しい!大容量アクリル絵の具【おすすめ】
ヴァリエーション豊か、補色どうしを混ぜる
3つ目の黒を作る方法は補色同士を混ぜるという方法です。
上の図のような色のわっかを色相環(しきそうかん)と言います。
ある色と円の逆の位置にある色(補色)を
まぜることで暗い色味を作ることができます。
厳密にあわせなくても反対方向の色(反対色)であれば暗い色になります。
例えば赤は緑の反対側にいますよね?赤と緑を混ぜると暗い色味になります。
ざっくりと言うと
といった具合です。
さいごに
絵の具で黒を作る3つの方法をみてきました。
この方法を使うことで黒に近い色味を出すことができます。
混色で作る黒を使いこなすことで多くの表現をすることが可能です。
▼ほかの色の作り方はこちらもチェック▼
>>絵の具で緑色を作るには!何色を混ぜたらいい?
>>絵の具でオレンジ色を作るには!何色を混ぜたらいい?
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