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赤色・青色・黄色の作り方【絵の具で赤・青・黄は作れない!?】


絵の具を使っているときの素朴な疑問を解消。

「赤色・青色・黄色を使いたいけどてもとにない、
どうにかして作る方法はないのかな?」

この記事を読むと赤は作れるのかどうか?
作るにはどうしたらいいか?が分かる内容になっています。


10年ほど絵の経験があり、個展経験など作品の発表を日頃している人がお届けします。


さっそくですがタイトルの通りさきほどの三色は基本的に混色で作れないと思ったほうがいいです。
素直に買ったほうがいいとおもうのでお店か、amazon置いておくのでそこから検索でどうぞ。


「それでも諦めない!」という人や
「なんでなん!?」と気になる人は読み進めてください。

悲報:簡単に赤・青・黄は作れません


赤色・青色・黄色を混色でつくりたいな、

というあなたへ、まず残念なお知らせがあります。
残念ながら混色では簡単につくれません。

簡単に、というか基本色のセットなんかではまず作れないと思ったほうがいいです。

理由を解説します。

原色の三色


赤は作れないというのとあわせて
三原色について書いておきます。


絵の具のなかで三原色と言われる三色があります。
この三色は他の色とはちがって、絵の具を混ぜてキレイな色を作ることはできないんですよね。

ざっくりいうと「赤」「青」「黄」が原色です。

厳密にいうとCMY…
C = シアン(青)
M = マゼンダ(赤)
Y = イエロー(黄)
が三原色です。


この三色は混色で作れません。
下記のような色味ですね。

言い換えるとこの三色を混ぜれば、三原色以外のだいたいの色は作れます。



簡単にできないとして、ここからは


「僕は今赤が欲しいけどないんだよ!
どうすればいいの?何かで代用できないの?」

という部分をお伝えします。

残念ながらセットには入っていません


マゼンダやイエローといった三原色はざんねんながら基本セットには入っていません。

三原色のセットは売っている


最近は原色を意識してメーカー側もどれがこの絵の具ではこれが原色です!
という「プライマリー」とついた絵の具が市販されています。

赤はオレンジで代替する


赤が手元にないし、いま絵の具は買いにいけないとなれば
何かで置き換えるしかないわけですが、

色味が近いものを考えてみましょう。
絵の具セットをつかっているのであれば

オレンジや赤に近しい色があるかと思います。

絵の具を買わずにというのであれば他の色で代用するしかありません。

青や黄色に関してはここらへんでしょうか
青のかわり → 紫
黄色のかわり → 黄緑

もしも、混色でつくるなら?


「できないと言われたらやりたくなります。
どうにかして赤・青・黄を作りたいです。」

そういった天邪鬼な、絵の具を買ってもいいから混色で赤を作りたい
というあなたには赤の作り方をお話しておきます。

マゼンダとイエローを混ぜると


色の三原色は「赤」「青」「黄」とかきましたが、

実際には「マゼンダ」「シアン」「イエロー」が絵の具の三原色だとは先ほどお話しました。

そのなかの「マゼンダ」と「イエロー」を混ぜると赤になります。

これで赤になるので、どうしても混色でつくりたいばあいはこの二色を手に入れましょう。

ちなみに
マゼンダ + シアン = 青
マゼンダ + イエロー = 赤
イエロー + シアン = 緑

絵の具のもとをつかう


「ほかにもっと実験できない?」
という人は

絵の具のもととなる色の粉「顔料」とのりざいを混ぜることで好きな色の絵の具を自分でつくることができます。

大きな画材専門店だと手に入ります。

しかし絵の具をつくるさいは毎回作る動作からはじまるので、手間や準備物が多くなるので、初心者の方にはオススメできません。
それでも挑戦したい人用においておきます。

アクリルメディウム+顔料

さいごに


赤・青・黄は簡単には作れないというおはなしと、代用するなら?混色はどうしたら?をお伝えしました。

赤青黄は使用頻度も各色の中では高く、
その色があればだいたいの色が作れるので
素直に手元にあったほうが便利ですよ。