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【画家活動3年目】無名でも3回個展できたこと、して分かったことを、これから活動する人に伝えたい。



こんにちは、絵描きのイチノセダイチ(ichiose_daichi_paint)です。



「いま画家志望で、実際に動いてみた人の気づきなどを知りたい!」
と思っていた過去の自分に向けて書きます。



すでに活動している方には当たり前の内容ですが、



僕は大学を出るまでは学外で活動はほぼしておらず、
コネなし金なし実績なしだったので、動いてみての気づきを記しておきます。


現在無名という方には参考になるかと思います。
これから活動していくぞという方は最後までお付き合いください。

いろいろモヤモヤを書き留めているので、こちらもどうぞ。
>>画家として生きるために、いま無力な絵描きに伝えたいこと【まとめ記事】

1:活動3年目で初個展




絵描きとして活動しはじめて3年目にして、初めての個展を開催しました。


大学に入った頃からやりたいなとは思いつつ、やってこなかったこと。
終わってしまえば、もっと早くにできたなと思いつつ、

>>画家志望が個展を開きたいと思ってからかかった期間【開催まで鈍足です。】

在学中からしたいと考えていたけど、ずっと尻込みしていたところがあったので、やってよかったです。

開催してみての気づきをいくつかシェアします。

個展で作品は売れることを知った。

実際の展示会のようす



初個展は3分の1ほどの作品が販売に至りました。
ちなみに全体の展示数は30点ほどでした。



ギャラリーの応援の力がとても大きかったのですが、


画家=食えないと言われ続けていたなかで、活動の救いになる経験でした。



個展までも絵を買ってもらうことはありましたが、



それまでは絵を直に、お客様が買うシーンを見たことがなかったので
「本当に絵が売れている!」と間近で見れた影響が一番大きかったですね。


>>画家は食えないと言われる、実際に活動してみて考えること


個展をして特に印象に残ったのは2つ
・反応を直に見れる。
・作品を見直す時間になる。

反応を直に見れる。



絵を見てくださった方の反応を直に見て話せるというのは大きいです。



どの作品によく足が止まるのか、スルーされる作品はあるのか。



グループ展では作家も多く、お客様とあまり話せなかったりするので、
個人で話しやすい環境を活かして、どの絵がいいと思ったのか?


など聞いてフィードバックを得る時間になります。


学内で話す感覚とも違い、まったく見知らぬ人が僕の作品について話す反応を見れるというのはとてもいい点でした。

作品を見直す時間になる。



2つ目は作品を見つめる時間になるということ。内省ですね。


お客様が来ていない時間も、描いている時ではわからなかった引きの作品がみれたり、
全体で作品を見れるので、改めて作品を見直すいい時間になります。



お客様との会話で出てきたワードと照らし合わせて、


じゃあ次はこうしようかな、とか、こうできたなと脳内作戦会議が白熱する時間に。

見直す期間としてとてもいい時間でした。


2:初個展から立て続けに個展を3回開催した




個展を開催するのに、卒業して3年尻込みしていたのに気づけば1年のうちの半年で、3回個展をする予定になっていました。



短いスパン、近い地域で開催することもあって、
いろいろ考える、言われることはありましたが、それも学びでした。



3回開催したうえで分かったことを記しておきます。


場所は大阪市内・大阪南部、兵庫県内の3箇所で行いました。

同じお客様が来てくれる



近い地域で開催すると、前回も来てくれたお客様が見に来てくれたりします。
「前回買えなかったけど、気になって買いに来ました」という方もいたりします。


それだけ作品に惹かれているということで、ありがたいですね。



作家が同じギャラリーで同じ時期や毎年、展示を開催していたりしますが、


同じ方が見に来てくれて、作品の過程も含めて見てくれることを狙って
同じ場所でしているんだなと改めて理解しました。

新作があったほうがいい


同じお客様が来てくれる可能性があるので、楽しんでもらう意味でも新しい要素があった方がいいなと。



すべて同じ作品ではなく、3分の1程度は新作や、それまでの作品を混ぜて展示を変えるのが好ましいことがみえました。


展示空間自体が独特で面白いのであればそれでも構わないでしょう。


別の地域なら既存の作品でもいい



よく、描いた作品が一度展示されただけで、ずっと倉庫や押入れに眠っているということを聞きます。



それはもったないなと僕は思うので、別の地域や年をまたぐのであれば、



既存の作品をなるべく多くの機会に出していった方が


販売に至る可能性がふえて、在庫にならずに済むので、



やるごとにすべて新作を、というよりはバランスよく既存の作品を出しながら、新要素を混ぜていったほうがいいですね。

場所の影響を知れる



3箇所での展示がすべて環境が違ったので、場所場所の特性を知れたのは大きかったです。



商店街の一角、カフェギャラリー、住宅街の中。



集客面や、お客様の目的がまったく違うので、今後活動していくときも場所の影響は大きいなと知ることができました。


貸しギャラリーに限った話でいうと、個人的にオススメなのは、人通りがある程度ある路面に面したギャラリーです。



人通りがあって路面に面していれば、看板や、目を引くものを置くことで興味がある人はのぞいていってくれます。



ギャラリーのオーナーさんやどれだけお客様がギャラリーについているかもありますが、



どんなギャラリーかわからない場合は、人通りと路面を意識するのがいいですね。

3:3年で初個展までの動き

壁画のようす



個展開催までの3年間ただただ尻込みして何もしていなかったかというとそういうわけではなかったです。


・グループ展多数参加
・ライブペイント
・教室の開催
・イベント開催



など、どう活動していったらいいのかと模索しながら

無名、コネなしでも
できそうなことを一度手をつけてみたりしていました。

>>画家の副業に多いのは?主な3つと、これからはじめるポイント【自身の取り組みもあわせて】

少しずつ実を結んだ結果3箇所での開催に。


もちろん活動すぐにやってしまうことも出来ましたが、
3年活動することで、道中の学びや、開催する自信につながったと言えます。

コネなし実績なしでもなんとかなる

展示のようす



現在あなたがコネなし実績なしだったとしても、


活動する最初は何もなくて当たり前で、動いていくことでどちらも蓄積されることかなと。


のらりくらりやっていると、大きな話題にはならないかもしれませんが、なんとかなるもんです。



弱小個人の絵描きは、弱小個人なりにやれることがあります。



まずは出来ることから積んでいきましょう。



下の記事ではざっくりと無名でもできることを載せておきました。


あわせてどうぞ。

>>画家を目指す無名の学生が、今からできること。

4:これからの理想


活動していくなかで、僕の理想は「ゆるく生きながら絵を描いていきていくこと」だと気づきました。



ゆるくひきこもって、絵を描いたりぼーっとしたりしていたい。


なので、これからは活動しつつ、ゆるく生きていく理想に向かって行動します。
>>【理想】働かないで生きる【散歩・読書・絵が描ければ幸せです】