ダンボールに色を塗るベストな塗料と道具の選び方【初心者向け絵の具選び】


ダンボールに絵の具で色をつけたいときに
どんな絵の具がよいのか?

ダンボールに色を塗る方法を知りたいけど、どう始めればいいかわからない。
そんなお悩みを持つ方へ、初心者でも安心して実践できる方法をお伝えします。

ダンボールに色を塗る際の適切な塗料やテクニック、手順を詳しく解説。
この記事を読めば、ムラなく仕上げるコツや子供と一緒に楽しむ方法もわかり、満足のいく作品が完成します。
さあ、この記事を参考にして、素敵なダンボールアートに挑戦してみましょう!

1.適した塗料の選び方

ダンボールに色を塗るためには、適切な塗料を選ぶことが重要です。ここでは、水性塗料と油性塗料の違い、安全で子供向けの塗料の選び方、特殊効果を出す塗料の紹介について解説します。

1-1. 水性塗料と油性塗料の違い

水性塗料は、乾燥が早く、においが少ないため、室内での作業に向いています。掃除も水で簡単にできるため、初心者や子供と一緒に作業するのに適しています。一方、油性塗料は耐久性が高く、色の発色が良いですが、乾燥に時間がかかり、においが強いです。屋外での作業や長期間保存したい作品には向いています。

1-2. 安全で子供向けの塗料の選び方

子供と一緒にダンボールに色を塗る場合、安全性が最優先です。無毒性の水性塗料やアクリル塗料を選ぶと良いでしょう。これらの塗料は、有害な化学物質を含まず、肌に触れても安心です。また、誤って口に入れてしまっても安全な塗料を選ぶことが大切です。

1-3. 特殊効果を出す塗料の紹介

ダンボールの色塗りに特殊効果を加えると、作品の魅力が一段と増します。例えば、メタリック塗料や蛍光塗料を使用すると、光沢や光る効果を楽しむことができます。さらに、ラメ入り塗料を使えば、キラキラと輝く仕上がりになります。これらの特殊塗料を使って、オリジナリティあふれる作品を作りましょう。


1_まとめ.ダンボールに色をつけるならこういう絵の具


ダンボールに色をつけるなら水彩絵の具アクリル絵の具がいいでしょう。

もし屋外にダンボールを出して使いたい、
水にあたる、という場合はアクリル絵の具のほうが耐水性があるので安心感がありますね。

水彩絵具ならポスターカラーなどがオススメです

アクリル絵の具は大容量のものが多く出回っている
広い面を塗るときはとても有効

2. 色塗りの基本テクニック

ダンボールに色を塗る際、基本的なテクニックを知っていると、より綺麗な仕上がりが期待できます。ここでは、ムラなく塗るためのコツ、簡単に使えるブラシとローラーの使い方、短時間で仕上げる方法について解説します。

2-1. ムラなく塗るためのコツ

ムラなく塗るためには、塗料を均一に塗布することが重要です。まず、塗料をよく混ぜてから使いましょう。次に、薄く均一に塗るために、塗料を少量ずつ取り、薄い層を重ねるように塗ります。また、同じ方向に筆やブラシを動かすことで、ムラを減らすことができます。

2-2. 簡単に使えるブラシとローラーの使い方

ブラシやローラーを使うと、広い面積を簡単に塗ることができます。ブラシは細かい部分や縁取りに適しており、ローラーは広い面を効率よく塗るのに便利です。ローラーを使う際は、塗料をローラーに均一に付け、余分な塗料をトレイで落とすとムラが少なくなります。ブラシは、軽くタップして塗料を均等に広げると良いでしょう。

2-3. 短時間で仕上げる方法

短時間で仕上げるためには、準備と計画が鍵です。まず、塗る前にダンボールの表面を軽くサンドペーパーで滑らかにし、塵や汚れを取り除きます。次に、速乾性の塗料を選ぶと、作業時間を短縮できます。また、複数のブラシやローラーを用意しておくと、色の切り替えがスムーズに行えます。さらに、塗料が乾燥するのを待つ間に、別の部分を塗ることで、効率よく作業を進められます。

2_tips.不透明な絵の具のほうがキレイ


ダンボールにそのまま色を塗るなら、
不透明水彩(ポスターカラーでも○)やアクリルガッシュなどの

不透明な絵の具で塗る方がキレイに仕上がります。

3. ダンボールに色を塗る具体的な手順

ダンボールに色を塗る際の具体的な手順を知ることで、より効果的に美しい仕上がりを実現できます。ここでは、塗装前の下準備とプライマーの塗り方、基本的な色塗りの手順、デザインや模様を描くコツを解説します。

3-1. 塗装前の下準備とプライマーの塗り方

ダンボールを塗る前には、表面をしっかりと準備することが重要です。
とはいえ簡単な工作であればこの手順は飛ばして色ぬりからはじめて構いません。
まず、ダンボールの表面をサンドペーパーで軽く磨き、ホコリや汚れを取り除きます。次に、プライマーを塗ることで、塗料の定着が良くなり、塗りムラを防げます。プライマーを薄く均一に塗り、完全に乾燥させた後、色塗りを開始しましょう。

3-2. 基本的な色塗りの手順

基本的な色塗りの手順は、以下の通りです。まず、選んだ塗料をよく混ぜて均一にします。次に、ブラシやローラーを使って塗料をダンボールに塗布します。薄く均等に塗ることを心がけ、乾燥する前に重ね塗りをすることで、色を鮮やかに仕上げます。乾燥時間を守りながら、必要に応じて追加のコートを施します。

3-3. デザインや模様を描くコツ

デザインや模様を描く際は、まず鉛筆で軽く下書きをしておくと良いでしょう。次に、細かい部分や線を描くためには、細いブラシやペンを使います。塗料が乾かないうちに、色の重ね塗りやグラデーションを加えると、より立体感のあるデザインが可能です。模様を描く前に、全体の色塗りが完全に乾燥していることを確認してください。

4. 色塗りの仕上げと保護

ダンボールに色を塗った後の仕上げと保護は、作品の美しさを長持ちさせるために重要です。ここでは、色を長持ちさせるための仕上げ方法、乾燥とコーティングの手順、完成品の保管方法について詳しく解説します。

4-1. 色を長持ちさせるための仕上げ方法

色を長持ちさせるためには、まず塗料が完全に乾燥してから次の処理を行うことが大切です。乾燥後に、保護用のクリアコートや透明なトップコートを薄く塗ることで、塗装面を保護し、色の退色を防ぎます。また、耐久性を向上させるために、複数回に分けて塗布すると良いでしょう。

4-2. 乾燥とコーティングの手順

塗料が完全に乾燥するまで、十分な時間を置くことが重要です。塗装後、表面が触れられると、塗料が剥がれやすくなるため、乾燥中は触れないようにします。乾燥が完了したら、透明なコーティング剤を薄く均等に塗布します。コーティング剤が乾燥するまでの時間を守り、重ね塗りが必要な場合は、指示に従って行います。

4-3. 完成品の保管方法

完成品を保管する際は、直射日光や高温多湿を避ける場所で保管するのが理想です。ダンボールが変形しないように平らな場所に置き、湿気から守るために乾燥剤を使用することをおすすめします。また、長期間保管する場合は、ダンボールをラップなどで包み、塗装面が傷つかないように工夫しましょう。

5. 子供と一緒に楽しむダンボール色塗り

ダンボールに色を塗る作業は、子供と一緒に楽しむ素晴らしいアクティビティです。ここでは、子供が楽しめる簡単なデザイン、安全に楽しむための注意点、そして共同作業で創造性を育む方法について紹介します。

5-1. 子供が楽しめる簡単なデザイン

子供向けのダンボール色塗りでは、シンプルで楽しいデザインが最適です。例えば、動物や星、車などの簡単な図形を用意し、塗り絵感覚で取り組むと良いでしょう。カラフルなパターンや形を使って、子供が自分の好きな色で自由に塗れるようにすると、楽しく創造的な時間を提供できます。

5-2. 安全に楽しむための注意点

色塗りを楽しむ際は、安全を最優先にしましょう。水性塗料を使用し、換気の良い場所で作業することが基本です。また、塗料が肌に触れないように手袋を着用し、万が一口に入らないように注意します。使用する道具や塗料の安全性を確認し、子供が誤って口に入れたり、目に触れたりしないように注意を払います。

5-3. 共同作業で創造性を育む方法

親子で一緒にダンボールに色を塗ることは、創造性を育む素晴らしい方法です。子供にアイデアを出させたり、自由にデザインさせることで、自分の想像力を表現する機会を提供できます。また、親がサポートしながら一緒に作業することで、コミュニケーションが深まり、達成感を共有することができます。共同作業を通じて、子供の自信や創造性を高めることができます。

重要なポイントのおさらい

  • 適切な塗料の選び方
    ダンボールには水性塗料が最適です。安全性が高く、乾きも早いです。油性塗料は乾燥に時間がかかり、臭いも強いため避けましょう。
  • 塗装前の準備
    ダンボールの表面を滑らかにするために、軽くサンドペーパーをかけることが重要です。プライマーを塗ることで、塗料の密着性が向上します。
  • 色塗りの基本テクニック
    ムラを防ぐためには、均等に塗ることがカギです。ブラシやローラーを使い、均一に塗布する方法をマスターしましょう。短時間で仕上げるには、塗料の乾燥時間に注意が必要です。
  • 仕上げと保護
    色を長持ちさせるためには、乾燥後に透明コーティングを施すと良いでしょう。完成品は直射日光や湿気を避けて保管します。
  • 子供と一緒に楽しむ方法
    子供が楽しめる簡単なデザインや安全な塗料を使用し、共同作業で楽しく創造性を育むことができます。安全に配慮した上で、親子でのクラフト時間を楽しんでください。

その他の絵の具を使うなら


透明水彩などの透明な絵の具を使うと
ダンボールの色が邪魔をしてキレイに色が出ません。

キレイに色を出したい!
という場合は一度ジェッソやアクリル絵の具で
白に塗ってから使うとキレイに発色させることができますよ。

ダンボールの下準備

ジェッソや不透明な塗料で白色を塗っておく

水をつけすぎない


厚みのあるダンボールだとあまり気になりませんが、

薄いダンボールを使った場合、
水気を含ませすぎると曲がってきてしまいます。


あまり水気を多くせず描くか

ジェッソで下地を塗るとあまり曲がらずにすみますよ。

ダンボールに使う絵の具は不透明なものがオススメ



さいごにオススメの不透明でキレイに塗りやすい絵の具をのせておきますね。

不透明水彩(ポスターカラー)


アクリルガッシュ

短期屋外用なら

・ネオカラー
・イベントカラー
などの商品が不透明で量が多く入っていてダンボールに描くにはおすすめです!



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