油絵具を使って絵を描いてみたい。
せっかくだからセットじゃなくて自分である程度選んで揃えたいな…
というちょっといけずなあなたに
どの油を用意すればいいかをお教えします。
油は性質の違う二種類がある
油絵具で使用する主な油には「乾性油」と呼ばれるものと「揮発性油」の二種類があります。
感覚的には乾性油は接着剤、揮発性油は水彩絵具などの水と思ってください。
目次
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乾性油とは
油絵具の固着成分で植物の種子などを原料とします。
もともとチューブ入りの油絵具には乾性油などが入っているのですが、乾性油を加えることで強さがまして丈夫で長持ちな絵になります。
揮発性油とは
油絵具を薄めて使ったりするための希釈材です。
時間がたつと空気中に揮散するため絵のなかには残りません。
この二つの種類の油を使って油絵具を描いていきます。
めちゃめちゃ種類あるやん?
油はとても多くの種類があり、ホルベイン(画材メーカー)の油だけで68種類も油があるようです。
こんなにもあったらややこしいですよね…
それにそのまま売っている乾性油だけだと扱いづらいなどの難点があるんです。
でもありがたいことに各メーカーがいい塩梅に使いやすくしたものがあります。
結局どの油を使ったらいいの?
いい塩梅に調合された油の
ペインティングオイル(ペンチングオイル)
と
水彩絵具でいう水のような役割の
ターペンタイン(ペトロールでも可)
という二種類の油があれば描き始められます。
小さい50ml程度のビンで売っているので気軽に買えますね。
描き始めるのにその他になにがいる?
- 絵具(好きな色を)
- 筆(細めの筆、でかめの筆、ひらべったい筆など3本ほどあればなんとかなります)
- 筆を手入れするクリーナー(ブラシクリーナー等)
- 描くもの(キャンバスやパネル。なければダンボールや紙などでも)
あればいいもの
- 筆洗(家庭にあるビンなどでも)
- パレット(紙パレットとして売っているものが便利です。)
セットとして売っているものはここら辺が揃っているので便利ですね。
さいごに
油は
- ペインティングオイル
- ターペンタインorペトロール
の二種類があれば描き始められる!
その他の用意するものについて
油絵をはじめるには最初に少し用意するものが多いかもしれませんが、
大切に扱えば何年も使えるものばかりです。
このページを読んでいるあなたは少なからず油絵に興味があるようです。
これを機にはじめてみてはいかがですか!
分からないことがあればコメントなどへ!