本サイトはプロモーションが含まれています
こんにちは、絵描き(@daichiichinose1)です
美術館で飾っている絵の説明書きの素材の説明に、「キャンバス」って書いていたりします。いったいキャンバスってなんでしょうか?解説していきます。
キャンバスって?
キャンバスとは一般的に平織り(縦と横の糸)でつくられた厚手の布のことをさし麻や綿であまれています。
なのでファッション用語でもよくキャンバス生地がでてきたりしますね。
近年は合成繊維など安い素材のものも多くでまわっています。
カンヴァス、カンバス、帆布、画布ともいいますね。
キャンパスだと大学のことになるので注意です…。
布をどうやって使うの?
キャンバスは油絵やアクリル絵具で絵を描く画面として使われることが多く、四角に組んだ木の枠に布をはりこんで使います。
張り込む作業を描き手が行うこともありますが、現在は画材屋ですでに張ったものが市販されているのでそちらを買う人のほうが多いでしょう。
このことからキャンバスというとすでに張ったものを指すことが多く布のものはキャンバスロール(ぐるぐる巻いた物)などとして売られています。
キャンバスはもともとは白くない?
市販されているものの多くは表面が白く裏が生成り色をしていることが多いです。
表面には発色や絵具の透過防止などのためにすでに塗料が塗っていて張ってすぐに使えるようになっています。
生地そのまま売っているものもあるので一層目の塗料から自分で塗りたい人はそちらを買ってみましょう。
いちいち高くて生のものを買えない!という場合は塗料がぬっている裏面を使い塗るということも可能ですよ。
いつから登場した?
ヨーロッパの絵画が発達するなかでキャンバスは登場しました。
もともとは木の板に直接描いていたのですが木のサイズによって制約が大きく、経年で反ったり絵がとても重くなるなどの良くない点が多くありました。
15世紀〜ごろから安価で持ち運びも楽なキャンバスが徐々に木の板にかわって使われるようになりました。
布なら織れるサイズであればどこまでも織れるので、巨大な絵も描けるようになっていきました。現在も多くの画家はキャンバスを使用して絵を描いているのです。
さいごに
オンラインイラスト教室のアタムアカデミー
こども向けオンラインイラスト教室!
クリエイティブのプロから、デジタルイラストを学べる。
こどもの感性を磨く、社会性を身につける、
作った作品の販売まで体験